続 物件の話し

前回、記事を書いてから1ヶ月経ってしまいました。すっかり夏ですね。笑

いろいろと展開がありましたので、現状をお話ししたいと思います。

今月上旬、例の雨漏りしている物件の大家さんから不動産屋さんを通じて、物件を貸す為に、10日から工事に入り今月中に修繕を終える予定だという事を告げられました。

雨漏りの修繕は難しい工事だと聞いていたので、そんなに早く直るものなのか疑問に思いましたが、早く直して欲しいというお願いが受け入れられた型になり、この物件で本当に出来る事になりそうだ!と喜んでいました。

ただ、不動産屋さんの話しには続きがあって、修繕が終わり次第すぐに契約を結んで欲しいという事を告げられました。

お店をオープンさせる為に、自己資金を貯めてきましたが、物件取得費用、改装費、備品の購入、運転資金など、とても自己資金だけで賄えません。

更にこの物件は雨漏りのせいで壊れている壁や床を直さなくてはならないので費用がかかります。

日本政策金融公庫の融資制度を活用するつもりで、セミナーに出てたり、事業計画書がいつでも作れるように準備してきました。

融資はおおまかに、申請→書類審査→面談→審査→結果通知→振込という流れで、結果通知までに3週間かかると言われています。

どんなに早く動いたとしても、結果が出るのはお盆前になってしまいそう。。

融資が決定しない事には契約書にハンコは怖くて押せません。

不動産屋さんは「工事を早くして下さいとお願いしてきたのに、今度は契約を待って下さいとお願いしに行くのは大家さんに言いづらいですし、不思議なものでこういった眠っていた物件が動き出すと、人を引き寄せるんです。別の人がもっと良い条件を大家さんに提示したら、そちらに流れてしまう可能性があります。」と言います。

前に申込書というもの書いたのですが、これには何の効力もないそうで、言わば取得の為に手を挙げただけの状態。

そもそも工事が2、3ヶ月かかると言われていたので、のんびり構えていたのかもしれませんが、急展開に気持ちは焦ります。状況次第では大家さんに直談判して待ってもらえるようお願いしに行くしかないかもと思いました。

とにかく1日でも早く申請に行く事ですが、申請の書類には事業計画書だけでなく、添付する書類(事業計画書をよりわかりやすく説明したもの)を作成したり、工事の見積もり、購入備品の見積もりなども必要で、とても今日明日で準備できるものではありません。

しかも、それを言われた週末には、onedayイベントをさせていただく事になっており、時間の余裕が全然ありません。

弱音を吐いていても意味がないので、内装をやってもらえる友人に見積もりを急いで作ってもらえるようお願いにいったり、備品の見積もりをメールで送ってもらったり、見積もりが取れないものはPCの画面をプリントアウトしたり、役所で必要なものを揃えたりなどなどなど、、、

そして事業計画書をより良いものにする為に知人から税理士事務所を紹介してもらいサポートをしてもらう事になり面談もしました。

税理士さんから出された、これだけは明後日までに作ってきて下さいと言われた書類作成と並行して、イベントの食材の買い出しと仕込み。落ち着く時間が全くありません。

車で買い出しに行って、考え事をしながら駐車したせいで帰りにどこに停めたか分からなくなったり、メモを持って買い出しをしてるのに、何品も買い忘れがあったりと、やるべき事が集中しすぎて若干パニック気味。
イベントで出すカレーの味がめちゃくちゃにならないか心配しましたが、そこは何とかクリアー出来たと思っています。

ただ。。イベントの2日後にインスタに自らアップしたカレーの写真を見て気付いたのが、盛り付けの一番最後に振りかけるスパイスをどの皿にも全くかけていなかった。。

というか、持っていってすらいません。

ちなみにこのスパイスは自分の中では、1、2を争うくらい好きな香りで、忘れた事が今でも信じられません。

会場でも全く気付いていませんでいた。。

イベントに来ていただいた皆様申し訳ありません。。。

書類の提出日の前日には税理士事務所で缶詰状態になって、何とか全てのものが揃えることができました。

途中イベントを入れて4日間です。

提出した3日後には速達で面談が20日になる事の通知があり、書類の審査を通ったのはいいけど、やっぱり時間的にはギリギリなりそうだ。。

と思っていたところに、不動産屋さんから「もう雨漏りの工事が終わりそうです。契約どうしますか?」という連絡。

今出来る事は最速でやっているつもりだったので、焦らせるような物言いに若干イライラ。

「融資が決定するまで、契約は無理です。ハンコは押せません。」
「それだと他に取られてしまうかもしれませんよ!」
「何とか手を考えて下さい!」
「大家さんの立場から言ったら、融資が降りる降りないは関係ないんです。借りるか借りないかなんです。」
「そんな事は分かってます!出来る限り手続きを早くやってます。そもそも工事に時間がかかると言ったのは、○○さん(不動産屋)じゃないですか」

等と一悶着。笑

今は、内装工事屋がそんなに早くに雨漏りの修繕が終わる事を想定していなかったので、最終見積もりもまだ出ていない状況では、すぐには契約出来ませんと言う事を大家さんに伝えてもらう事で、何とか契約を引き延ばしてもらっている状況です。。

20日の面談は緊張しましたが、想像していたよりあっさりというか、とても事務的で拍子抜けな感じでした。

面談の担当者からは、「自己資金がしっかりあるので、前向きなお話しが出来ると思います。」

と言われましたが、まだどうなるか分かりません。融資の決定は早ければ1週間で結論が出るそうです。

良い結果がでれば、早々に物件の契約をします。そしましたら店の場所がどこになるか発表したいと思います。